自作の梅酒やジャムの便にマジックで描いてある、製造年月日の文字には味わい深い郷愁感が漂うものですが、同時に生活感が漂います。CDやDVDケース、オフィスで使用するファイルのインデックスなどを作る場合、昔なら一文字ずつレタリングシートを擦って転写したり、専用のテープ状のラベルを印字する機械を使って印刷し、貼る方法がありました。最近ではパソコンでダウンロードしたり、デザインソフトやスマートフォンのアプリを使ってオリジナルのものが簡単に作ることができ、便利な時代になったと痛感します。お手軽に作れるようになった事で用途も広がり、今ではインデックス以外にも色々な活用法が生まれました。あなたもシールラベルを使いこなしておしゃれで楽しい生活を送りましょう。

収納にとっても便利なシールラベル

シールラベルの活用法として一番威力を発揮するのは収納です。収納する場所に貼る事で、物の定位置を決めることが出来ます。自分だけでなく一緒に暮らす家族にも、物を探しやすく、片付けやすくするメリットがあります。引き出しに貼ったり、収納ボックスに貼る事で、箱に入った靴やバッグなどのおしゃれ小物、すぐには使わないけれど必要なときに所在が分からないと困る品物などが、便利に片付きます。文字で書いてあるだけでは内容が伝わらない場合は写真やイラスト付きのラベルにする方法がおすすめです。キッチンでは調味料や食品、バスルームではシャンプーやリンス、ボディソープなどのボトル類に貼ることでバラバラだった小物に統一感が出てすっきりした印象に変わります。誰の物か一目で分かるように、家族みんなのカラーを決めて所有物に貼るのも、片付ける上で分かりやすい工夫です。

こんな用途にも使えます。イマドキの活用法

収納以外にもいろいろ便利に使えます。子供のお名前シールを作るのは定番の使い方ですが、字の読めない小さな子供にはイラストや写真付きのシールがわかりやすい目印になります。「よくできました」や「がんばったね」のハンコの代わりになる楽しいご褒美シールもいいですね。毎日お手伝いをしたり、勉強したりするたびにカレンダーなどの台紙を作ってオリジナルのシールを増やしていく事で、子供のやる気を後押しします。どこの電気が点灯するのかわからない、多すぎるスイッチにもシールを貼ることで無駄な電力を節約することができます。暑中見舞いや年賀状等の葉書にも、住所、氏名、電話番号や顔写真の入った素敵なシールラベルを作っておくことで、1枚ずつ記入する手間を省くことができます。